腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術

ヘルニアとは?

ヘルニアとは?
腹部領域のヘルニアは、主に筋肉の間から腹膜等が脱出することをいいます。タイヤに例えると、タイヤ(筋肉)からチューブ(腹膜)がはみ出す感じです。

ヘルニアの危険な状態

  • ヘルニアのまま放置しておくと、腹膜のなかの腸管等の内臓が外に飛び出してきて、戻らなくなり、壊死をきたしたりします。
  • ヘルニアの危険な状態

鼠径部って?

鼠径部って?
ところで、よく聞く鼠径部って、どこを言うのでしょう?  それは、鼠(睾丸)のとおる通路をいいます。 古来、中国では、睾丸を鼠と呼んでいました。

鼠径ヘルニアの分類

鼠径ヘルニアの分類
鼠径部で脱出しやすいポイントは三か所あります。
(1)外鼠径部 (2)内鼠径部 (3)大腿部

手術方法の違い

  • 従来の鼠径ヘルニア手術は、前方アプローチで、皮膚の切開が必要になります。 それに対して、腹腔鏡下手術は、皮膚の小切開で済みます。
  • 手術方法の違い

術後創部の比較

  • 両鼠径ヘルニアの場合、 図のようにかなり大きな差となります。 ほとんど皮切が残りません。 従来の前方アプローチからの手術だと、ずいぶん大きな傷となります。
  • 術後創部の比較

腹腔鏡下ヘルニア手術の長所

(1)術後創部が目立たない。
(2)目視下にて、きっちりメッシュを貼るため、再発が少ない。 (3)早期社会復帰が可能である。