医療安全・感染防止対策の 院内研修を実施

医療安全・感染防止対策の 院内研修を実施しました。

6月16~17日の2日間にわたり、
医療安全研修「静脈血栓塞栓症について」と
感染対策研修「環境整備について」の院内研修を行いました。

「静脈血栓塞栓症」といえば、馴染みがありませんが、エコノミークラス症候群や静脈瘤などにより足の静脈の血液の流れが悪くなり、血の塊(血栓)ができます。

その血の塊が大きくなり血液の流れに沿って、肺の動脈に詰まると命を落とす可能性のある病気です。病院では、手術や長期のねたきりの方を急に動かすと静脈血栓塞栓症を引き起こす可能性があるため、予防を行っています。こういった学習を定期的に行い、患者様に良い医療を提供できるよう研鑽しています。

「環境整備」は、一般家庭でいうと整理整頓、清掃です。世間でも話題になっている細菌やウイルスは、目には見えません。日ごろから、病院という特質上、目に見えない微生物を可能な限り除去しなければなりません。見落としがちな、人がよく触れる汚れやすい場所などを学習しました。病院の環境整備は目立たない仕事ですが、大変重要な仕事です。日々の清掃の大切さを再確認し、職員全員で取り組めるよう心掛けていきます。